我が家では、「お誕生日は東京ディズニーリゾートで」と、どこかの旅行代理店のパンフレットのようなキャッチフレーズを毎度実行しており、今年度の家族の誕生日は、すべてディズニーリゾートへ。今回は私の34回目の誕生日に行ってまいりました。
主役は私だとどんなに主張しても、娘さんは自分が主役の勢いで楽しんでおりました。夢のように素敵なパレードとありえないくらいのジャンクなお食事、そしてプリンセスの仮装。
今回はプリンセスデイズのイベントが実施されているため、道行くキャストの皆様は、私がお誕生日シールをしているにもかかわらず、まず声をかけるのは「プリンセス、素敵なドレスですね」と娘さんのご機嫌取りときたものです。後から気付いて、私に「お誕生日おめでとうございますぅ」という始末。まあ子供連れですから大人はおまけであることはこちらも重々承知です。
しかし、ランドのお楽しみは、娘さんだけのものではありません。毎回ランドに訪れる密かな楽しみ「娘さんの恐怖体験」アトラクション。今回もばっちり体験できました。
今回の恐怖体験は、白雪姫と七人の小人&スターツアーズ。
白雪姫は、結構な待ち時間で、その間に娘さんの気分をどこまで盛り上げられるかが勝負です。
最初は「どんなアトラクションだろうね」と想像力をかきたててます。森に住む白雪姫の楽しげな世界を満喫できるはずと娘さんは楽しげです。
順番が近くなると、待ち行列の中に怪しげな魔女の看板が見え隠れ。娘さんはその看板に目を留めると、何が書いてあるのか気になって仕方ない模様。看板が良く見える位置で、「何と書いてあるの?」と聞くので、「魔女がでるらしいよ」と答えると、絶句。恐怖におののいて、後ずさりをはじめます。「ほら、同じ年頃の子もいるし大丈夫よ」と、一旦落ち着かせます。看板が見えない位置にくると、ほかの事に気持ちが移り、恐怖も一旦落ち着きます。もちろん、ここで手を緩めるわけにはいきません。私は、すかさず娘さんの恐怖をあおりたてる作戦開始。
「もしかしたら、子供は魔女にさらわれるのかもね、だから注意書きがあるのかも」と、ライドの出口あたりで子供がでてくるか一緒に確認作業をします。
しばらくの間、大人しかでてこず、娘さんの恐怖はピークに。「やっぱりのらない!!」とごねだしましたがうまい具合に子供が搭乗したライドが出口に現れます。小学生くらいのお嬢さんがでてきたため、「なーんだ、やっぱり子供はさらわれたりしないね」と娘さんは一安心。
しかし、娘さんも用心深いもの。実際に搭乗するときは、私の隣ではなく、ちゃっかりパパのお隣&後部座席にさっさと陣取り、パパで自分を堅くガード。これではお楽しみ半減。。。と思ったのですが、このアトラクションは、想像以上に魔女の出現率が高く、期待以上に恐怖におののく娘さん。終始顔を伏せ、「魔女に食べられちゃう!さらわれちゃう!!」と、登場人物たちと目が合わないようにするのに必死です。どんなにかわいい白雪姫と小人たちのお部屋でも全然顔をあげない始末です。最後の最後まで魔女がでてくる「どのへんが白雪姫と七人の小人なんだろう」と娘さんも疑問を持った怖いアトラクションでした。大人も同感です。怖いです。メルヘンはかけらしかありません。
娘さんに感想を聞いたところ、「魔女はいっぱいいたけどさらわれなかったし、最後も石が落ちる前に出られてよかった。でももう二度とのらない!」だそうです。顔を伏せているわりには、しっかり見ている娘さんです。
お次はスターツアーズ。
一通り、パレードやイベントを満喫した後だったので、娘さんも余裕がでて、「ママの好きなのにのっていいよ」のお許しが。目の前には5分待ちの「スターツアーズ」。しかし、娘さんからは即却下。外から様子がうかがえないものは、怖いアトラクションだと判定しているようです。アトラクション前のキャストのお姉さんと一緒に娘さんを説得し、「宇宙旅行にいってみよう!」ととりあえずゲートはくぐり、なんの変哲もない廊下を抜けると、突然、未来の世界が目の前で展開されます。左上にはお魚宇宙人。目の前には金色の人型ロボ、C3POの登場です。
「あ、C3POだ」と声をかけた瞬間、娘さんは絶叫し、来た通路を逆走。お化けでも見たかのような発狂ぶりです。これには、大人のほうが驚いてしまい、娘さんに続いて逆走。後から来る人に奇異の目で見られたり、微笑まれたりしながら、娘さんをエントランスでようやく確保。うずくまる娘さんに声をかけると、泣きじゃくりながら、「金色のロボの目が赤くてびかーーーーってなって、イヤーーーーーーーーーーーーーーーーーー」とエントランスからも脱走です。建物の外にでて、一安心したところで、「絶対のらない!!!」の大絶叫。これにはアトラクション前のキャストのお姉さんも苦笑です。大きくなったらまたきてねと、ミニーさんのシールをもらいながらも、口をきゅっと結んだまま。
落ち着かせるために、近くのカフェでジュースを飲もうと入ったら、そこには、スターツアーズ同様の未来チックな機械がいっぱい。やばいかな?と思ったのですが、歌うピザ作り名人の宇宙人を食い入るように眺めているではありませんか!
ジュースを飲みながら娘さんに聞いてみると、とにかくヒューマノイドが苦手らしく、目が小さいだの、全身金ぴかでおかしいとか、怖いとか繰り返しいっておりました。
ロボのようなものは、娘さんの美意識、または、メルヘン世界にマッチしないことが原因だと今回ようやくわかりました。娘さんにとってディズニーはメルヘンな夢の世界であり、ロボは現実世界。メルヘンに現実がマージされちゃうと夢の世界が崩壊しちゃうってことなのかも。私たちの世代には、どちらもメルヘンなんだけどなぁ。
まあ、掃除機もテレビのリモコンも苦手な娘さんに、ヒューマノイドがメルヘンだといっても通用しなくて当然ですな。
というわけで、今回も臆病者の娘さんとほがらかなだんな様のおかげで、必要以上にディズニーリゾートを満喫でき、大変結構なお誕生日イベントを過ごすことができました。二人ともありがとう。
#どのへんがネットサービスと関連するかというと、これ。毎回、各種イベントチケットがセットになったツアーパックを買っているので、今回は予約に苦労し、どうなることかと思いましたが、周辺ホテルに限定することでうまく回避できました。該当サービスご担当の方々がんばって欲しいです。ネット予約できなくなったら、多分行かなくなるだろうなぁ。